第一回 美瑛フェスティバル

2024.6.12|水|-26|水|

福田毅演劇公演 「ロードショー」 ドラマルシェ

福田毅氏によるまちなか演劇シリーズ

美瑛駅横に線路を横切って威風堂々と存在するフリーロードを使って上演される不思議な演劇の世界。今、世界で最も新しい演劇のスタイルを美瑛町で公開します。世界の演劇の最先端がここにあります。乞うご期待。

フリーロードの2階通路部分に、いろいろなものを展示・販売するマルシェが出現します。美瑛町の農家の方々から出品されるラスノーブルや野菜など、美瑛フェスティバル事務局が制作したアスパラマグネットや美瑛クリップなどもあります。その様な展示物の中に、演劇作品も展示販売されています。
人々は、マルシェに来て、野菜や小物を買うのと同時に、展示されている数々の演劇作品の中から一点を選んで受付に持って行きます。全ては入場料金に含まれているので、心配はありません。福田毅さんは、持ってきたものをヒントに直ちに演劇作品の創作に入ります。お客さんは、10分ほど椅子にでも腰掛けて、コーヒーでもお飲みください。マルシェには、無料ラウンジがあって、そこでくつろいで、いろんな話に興じていたたければ、とても嬉しいです。フェスティバル事務局のスタッフも出来るだけそこにいるようにします。やがて、出来あがったとの知らせが届きます。1階に降りていただくと、そこには小さな上演空間がしつらえてあります。福田さんは、あなたのためにだけ芝居を上演します。
「ロードショー」とは、フリーロードでのショーと映画のロードショーを掛けたものです。ドラマルシェは、ドラマとマルシェの結合です。

福田毅氏について

福田毅氏は、東京を拠点にする中野茂樹+フランケンズ(通称ナカフラ)の主要役者。主要ナカフラの作品に出演する傍ら、自身の作品の制作や発表に努めている。これまでも、東京池袋のカフェで発表した作品や、ゲームのように観客と遊びながら演劇を上演するもの、都電を借り切って、都電内で始発から終点までの間で作品を発表するなど、自らが街の中に登場する新しい演劇のスタイルでの作品を発表し続けています。
福田毅さんは、いつでも時間がある限り、自分の新しい表現の方法や内容について考え続けていて、やはり優れたプロフェショナルだと思います。近い将来、、、富良野線のノロッコ電車を借り切って、福田さんの作品やコンサートなどをやってみたいと考えています。

今回、美瑛駅横のフリーロードで、基本的に午後1時から夕方7時まで開店を予定しています。途中休憩時間はありますが、その間は思ってもみないハプニングがあるかもしれません。気軽に好きな時間にお立ち寄りください。きっと、今まで体験したことのないことに出会うことができます。

  • フクダマルシェロードショー
(文・市村作知雄)